今回は吉野町駅近くにある横浜青年館M-base に取材させていただきました！

M-base （エムベース）とは？

青少年が集い、遊びや自習などの交流をしながら居心地の良い場所を自分たちの手でつくりあげていくことを目的としたコミュニティセンターです！

”青少年の秘密基地”をモットーにしていて、青少年の方は無料で誰でも利用できます。

便利な設備がいっぱいな秘密基地

受付をすませて右に進み、ロビーに入ってまず目につくのは大きな本棚です！特にマンガが多く、ちょっと昔のものから、今流行りのものまで幅広くあります。

描き方などの基本的なことや、ストーリー構成など幅広いことが学べるマンガ教室がM-base では定期的に開催されており、その方が寄付したものだそうです

私も取材後、気になるマンガがあったのでしばらく読んでいました（笑）

Wi-Fiや充電スペースもあり、小中学生だけでなく、高校生以上の人にとっても居心地の良い場所になっています。お菓子もゲーム機も持ち込み可能で冷房も効いているので、暑い季節にはピッタリの場所ですね！

また、駄菓子屋スペースもあります。お金で買うこともできますが、M-base の中で使える通貨【base 】で買うことができます。ちかくにある「お仕事紹介所」の掲示からお仕事を選び、それをすると【base】が手に入ります。土曜日は特にお仕事が多く、子どもがたくさん来るそうです。

１回でもらえるのは大体３～５baseくらいですが、70base貯めた子もいたしました。

誰かの役に立つことをすすんでする心も学べるので、いい仕組みですね！

隣にある会議室は、今はマンガサークルが特に利用されています。誰でも利用可能で他のサークルも歓迎ですよ。

さらに、パントリーもあります。カウンター席もあってカフェみたいです！

電子レンジ、ポット、冷蔵庫、自販機などの設備が自由に使え、便利なキッチンとしての役割があります。施設の仲川さんによると「子ども食堂のボランティア活動にも使ってほしい！」とのことです。この記事を見た方で子ども食堂に携わっている方がいたら、ぜひ連絡してみてくださいね！

学習スペースもあります！教材、ノート、文房具なども用意されています。M-base に来たあと、静かな環境で宿題や自主学習がしたい時は、ぜひおすすめです！

多目的室に進むとマイクやスポットライトといった舞台設備が整備されています。この部屋でカラオケ大会も行われたそうですよ。

ピアノやドラムといった楽器もあるので、気になったり演奏がしたくなった時に気軽にできます！防音施設もあるので、安心ですよ！！私の取材時にはダンス教室の練習が行われていました！

その他にも音楽室や絵画室、和室といった部屋もあります。月単位で借りられて荷物を入れられるロッカーもあり、学校みたいに便利です！それにたくさんの友達と自由な交流もできるので、家とも学校とも違う「新しい居場所」ですね！

またスポーツ活動もできます！もともと多目的室に卓球台がありましたが、今年のリニューアル後にはバスケットゴールも新設され、よりのびのびとスポーツができる環境になりました。

ちなみに、一部の部屋の壁には子どもが描いた絵があります。建物の内部をもっと明るくしたい、という意図で描かれたそうです。いずれは外観も明るくしてもっと大勢の人が集まる施設にしたいとのこと。8月には大学の学生や先生が話し合って子どもを呼び寄せる取り組みを考えるワークショップがあります。

今は小中学生が来ることが多いとのことですが高校生にも利用してほしいとのことです。また近隣施設で過ごしていたけど、静かにしてなきゃいけないなどの理由で窮屈に感じた子が来ることが多いです。もちろん、他の子に対する思いやりは必要ですが、窮屈なルールがないのが魅力ですよね！

友だちと一緒に何か食べたり、遊んだり、おしゃべりしたり、マンガを読んだりと利用方法はアナタ次第！ぜひ、行ってみてくださいね！