活動レポート

活動レポートvol.6 【M-base】みんなの居場所、ここに来たから繋がった。

取材者:すい/大学2年生(20歳)

学校とは違う場所で、新しいことを始めたい…そんな学生にピッタリの居場所が、市営地下鉄ブルーライン・吉野町駅から徒歩5分の「M-base」です。

「M-base」ってこんな場所

M-baseは、南区青少年の地域活動拠点。吉野町の「横浜青年館」の中で展開されています。防音・Wi-Fi完備のスペースは、イベントで借りるもよし、食事や勉強のために立ち寄るもよし!特にM-baseへの出入りは自由で、誰でも気軽に利用ができます。早速のぞいてみると…

学生が集まって、何やら楽しそうな雰囲気!

中高生向けのプログラムがとっても豊富。マンガ教室や英語教室が開講され、1回500円から参加が可能です。

さらに夏休みの特別縁日や新年会・フリマといった行事も盛りだくさん!学生のお財布にも優しく遊んで学べる、憩いの場所です。

参加費やプログラムは変更されることもありますので、お問合せください。

「クラブ活動」でできること

数ある活動の中でも、特に盛り上がっているのが…毎週金曜日に開催される「放課後マンガクラブ」。

このクラブでは、放課後16:30~18:30(小学生は18:00まで)の時間に、イラストの好きな小中学生・20人ほどが集まります。高校生のボランティアさんに見守られながら、一緒にお絵描きをしたり、マンガを読んで…クラブの主役は学生だから、活動も参加条件も自由!小学生以上であれば、学校・年齢・イラストのレベル・全て問わず、誰でも無料で参加ができます。イラストを描きたい方はもちろん、活動を見守るボランティアさんとしての参加も大歓迎ですよ!

イラストに必要な画材も、たっぷりご用意。鉛筆からミリペン、コピックやトーンといった憧れの道具も使い放題!これで無料なんて、イラスト好きにはたまりません!

更にクラブで描いたイラストは、イラスト集にまとめます。本物のマンガ家さんと同じように、締め切りを守って作成しているのだとか。

「学校ではイラストが描けないの」「将来はマンガ家になりたいな〜」

そんな思いを持つ学生が集まるこのクラブでは、学校や年齢の幅を超え、好きなものを通じた新しい繋がりが生まれています。

M-baseでしか、できないこと

魅力は、クラブやイベントの存在だけにとどまりません。ここだけで使えるお駄賃と、楽しい駄菓子屋さんがあるのです!

「実は、これを使ってやりとりするんです」

この「エコマネー」。この券がお金の代わり!イベント・クラブへの参加や「褒められるようなこと」をすると、

1回につき2baseをG E T。券の枚数で、お買い物ができるようになっています。

子どもがお金の勉強をするだけでなく、おとなが子どもを褒めるきっかけにもなる、この制度。制度に込められているのは「知らない大人と触れ合う機会を増やしたい」という想いです。おとなとの何気ない会話を経て、互いに育っていくための仕組みとして、大切に受け継がれているのだとか。お金では測れない個人の特技や気持ちに対し、目に見える形で褒めあえる…こんな体験もここでしかできない、大きな魅力の1つです。

M-baseが、大切にしていること

時間や年代・施設の枠を超えた、幅広い「繋がり」。

「ここで多くの人に出会ってほしい。年齢も立場も関係ない、ここでしか得られない刺激を受けて、今までと違った世界観を持てるような、色んな人と交流できる場所でありたい」

そうお話ししてくれたコーディネーターさんの言葉通り、学生にとって、素敵な繋がりが生まれる場所です。

「ここは、とにかく優しい場所。嫌なことがあっても、時が経っても、やっぱり参加したいと思える…そんな貴重な居場所です。塾や学校で嫌なことがあっても、ここにくるのは、ずっと楽しみで。私にとっては、家より居やすい場所かもしれません。」

こうお話してくれたのは、複数のイベント・教室へ参加し、今では施設全体のサポートをしている高校生の方。なんと小学1年生の頃から、10年以上もM-baseへ通っているのだとか!学校を超えた幅広い関係が生まれただけでなく、周りの大人や後輩を見る中で「これから相手が何をしたいのか」を予測するようになったといいます。これからは自分がこの場所を支えていきたいと、笑顔を見せてくれました。

「とても安心できる場所です。初めは高校の先生から紹介されて来ただけで、知らない場所に不安だったのですが…みんな優しく話しかけてくれて、絵の上手い下手も関係なく接してくれて。名前を覚えてもらえるのも、すごく嬉しい。これからもお世話になりたいです。」

こちらは高校生になって初めて参加したという、マンガクラブのサポーターさんからいただいたお話です。M-baseに来て活動範囲が広がり、子どもへの柔軟な対応力も学んでいるそうです。これからの将来にも繋げたいと、真剣な表情でお話していただきました。

さあ、おいでよ!

「この居場所があったから、繋がった」そんな体験が生まれる、唯一無二の繋がる居場所。

学校外で、新しい活動がしたい

何かを、長く続けてみたい

世代を越えて、色々な人と繋がりたい

こんな学生のみなさんを、いつでもお待ちしています!

最新の情報は、公式サイトをチェックしてみてくださいね。

横浜青年館公式サイト:https://www.yokohamaseinenkan.or.jp/

M-base公式サイト:https://super-ykst.jp/activity/freespaceminami/

活動レポート一覧へ