活動レポート
活動レポートvol. 5 【M-base】異世代交流・社会参加ができる場所
取材者:M.S/大学2年生(20歳)
『M-base(南区青少年の地域活動拠点)』は、中高生世代を中心とした青少年が気軽に集い、異世代との交流、社会参加プログラムの体験活動を行うことができる場所です。
楽しく学ぼう!
M-baseに入ってまず目に入るのは、駄菓子屋を思わせるように並べられた、たくさんのお菓子です。M-baseの利用者は、お腹が空いたらここでお菓子を買うことができるそう…!
しかし、“買う”といっても対価として支払うのは現金ではありません。
支払うのは“1base”という模擬紙幣です。これは、ほめられること・感謝されることをしたときに貰うことができます。この取り組みを通して、子ども達は「善いこと」とは何かを考え、お金の仕組みを学ぶことができますね!
←使用されるエコマネー(1base)
このエコマネーは、プログラムに参加した時にも、貰うことができます。
私が見ることができたのは、放課後プログラムとして開かれている「放課後マンガクラブ」でした。
放課後マンガクラブ
放課後マンガクラブは現在、毎週金曜日16:30~18:30に無料で開かれています。参加者の多くは、小学生の子ども達でした。マンガを読んだり、それを模写してみたり…。なかには、自分で作ったクイズを披露してくれた子もいました!
驚いたのは、子ども達を見守っていたのが高校生ということです。(危険のないようスタッフさんもいらっしゃいました。)彼女達は、学校の先生に勧められたことをきっかけにボランティアとしての参加を決めたといいます。絵を描くことは得意ではないけれど、子ども達とお話しすることが好き・何かボランティアをしてみたい・将来の夢につながることをしたい…、きっかけはどんなことでも良いと思います。M-baseでは、そんな学生さんの自立心と参加意識を大切に、ボランティアを募集していました。
サマープログラム2021
プログラムは、夏にも開かれています。サマープログラム2021では、「公園での水鉄砲合戦」や「M-base映画館(人気アニメ映画の上映)」などの交流をメインとした企画から、「クリアソープ作り」や「夏のフォトフレームと風鈴作り」といった工作体験をすることができるイベントが開かれました。
※サマープログラムについては、事前の申し込みと参加費が必要となる場合があります。
最後に・・・
このように、M-baseが提供するプログラムには、幅広い年代の方がそれぞれの関わり方をもって積極的に参加していました。また、プログラムに参加せずとも、M-baseは年齢や立場に関わりなく誰もが気軽に集い、悩みを打ち明けることができる居場所でもあります。興味のある学生さんは、一度M-baseを訪れ自分の関わり方を見つけることも、将来につながる貴重な経験になりますね!