記者：もゆ（高校３年生）

女子高校生記者、いざ取材へ！！

みなさん、都筑区にある大型ショッピングモール「ノースポート・モール」をご存じですか？センター北駅から徒歩1分の場所にある、雑貨・グルメ・映画館まで…なんでもそろっているにぎやかな場所です！でもでも、商業施設ばかりかと思いきや、、、違うんです！今回私たち取材班は、その5階にひっそりと存在する、とある施設におじゃましました。その名も、【都筑多文化・青少年交流プラザ（つづきMYプラザ）】です！

そもそも横浜には、青少年が活動できる場所がたくさんありますが、はまっ子でさえ把握していないくらい。そんな中ここは、「青少年の地域活動拠点」と「国際交流ラウンジ」という2つの機能を併せ持っている唯一の場所なんです✰

私たちはそこで、地域ボランティア活動のためにこの施設を利用しているという、二人の高校生にインタビューしました（以下ハナさん、ユウナさん）。

今ドキJKのボランティアを探る！！

彼女たちは、’はぁとdeボランティアSTEP UPプログラム’というグループのメンバー。「はぁとdeボランティア」とは、横浜市都筑区で夏休み期間中に行われる“小・中・高校生向けの地域ボランティア体験プログラム”です。参加者はオリエンテーション・ボランティア体験・振り返りの3ステップを通じて、地域清掃や福祉活動、高齢者サポート、イベント運営、異世代交流など多様なボランティア活動に自主的に取り組みます。

2人は、ただボランティア要員として参加して、上の指示を仰ぐんじゃなく、運営や企画にも携わっているんですよ😲！驚きですよね、ホントに尊敬します。私は高3ですが、そういったことをしたことありません。

2人がこの施設を訪れるのは月1回ほど。ショッピングモールの5階までエスカレーターであがり右手へ少し進み、ドアのない開（ひら）けた入口を通ると、まるで会社の受付のようなところへたどり着きます。そここそが、都筑区の青少年の地域活動拠点です！

いくつかの大小さまざまな部屋があり、最も入口に近い部屋を、2人は普段会議室として使用しているそうです。現在高校３年生のハナさんは小学校５年生の時から、高校１年生のユウナさんは中学３年生の時からこの施設を利用しているとのこと。

ちなみに、会議室は広くて使いやすい、二人のお気に入りの場所。ボランティアの活動内容についてのミーティングを会議室で行うのが、お決まりだそうです。このボランティアを通して、ハナさんは「ボランティアのお堅いイメージが崩れた」。ユウナさんは「最初は会社のような場所だと思っていたが、温かいステキな場所だとわかった」とにこやかな笑顔で語ってくれました。

外国に興味のある人、子ども好きな人、あつまれー‼

さて、「国際交流ラウンジ」とはなんでしょうか？ここまで、その話をまったくしませんでしたね。実は、、、取材した日はラウンジの活動日ではなく、見学することができなかったんです…😢。とても残念です…。でも、安心してください（笑）。私は個人的に行ったことがあるんです…！何回も…！そこで、私の実体験に基づいた話をしようと思います！唐突ですが、私は都筑区の高校で2年間英語部に入っていました。部員数1ケタという衝撃の小規模ですが💦

私の学校は土曜日も4時間授業があり、たまにそのあと部活の課外活動をしていました。その行き先が、国際交流ラウンジだったんです！ラウンジには、小中学生くらいの子どもたちがたくさんいます。その子たちはみんな、外国出身だったり両親が外国籍だったりと、外国に何らかのルーツがあるのが特徴です。そのため日本語が少しニガテで、学校の授業をフォローしてもらうためにここに来ています。私たちボランティアの仕事は、子どもが持ってきた学校の教科書を解説すること・宿題を手伝うこと、です！勉強が終わったら、終わった人からお菓子やおしゃべりを楽しみます🍭子供たちは、明るくてかわいらしくて、年上の私たちにもたくさん話しかけてくれて嬉しかったです☺️学習施設というより、学童のような、穏やかで落ち着いた雰囲気で、友達もできました。様々なルーツや文化的背景をもつ子供たちと気軽に交流したい人、オススメです‼

最後に…

今回の取材で私たちの応対をしてくださった方は、「青少年たちに何かメッセージはありますか」という質問に対し、「青少年を応援できる場所でありたい。青少年の皆さん、まずは一歩踏み出して行動してみませんか」と。都民である私はもちろん、横浜市民である部活の後輩たちも、つづきMYプラザに限らず青少年の地域活動拠点は使ったことがありませんでした。この記事を読んでいるみなさんはいかがでしょうか…⁇行くのはちょっとハードですよね、わかります。とりあえず、ぜひ、調べてみてください。みなさんが想像する以上に、「行きたい！」と思えるアクティビティがたくさんありますよ～‼