活動レポート
vol.16【横浜市野島青少年研修センター】行ってみよう!触れてみよう!野島の魅力
取材者:ねこ(大学生2年生、21歳)
野島ってどんなところ?
突然ですがみなさん、この浮世絵を見たことありますか?
これは、歌川広重の「野島夕照」という作品です。今回紹介する横浜市野島青少年研修センターがある、野島という場所を描いたものです。野島は、横浜市の最も南、金沢区の平潟湾に浮かぶ島です。かつては陸続きでしたが、水路の建設などで分断され、完全な島になりました。
浮世絵に戻ると、小山を背景に、網漁業をする漁師が描かれています。いっぱいに広がる海と、松林と夕日、なんだか綺麗ですね~。野島は昔から、風光明媚な土地として、人々に親しまれていたのですね。
そして昔はもちろん、今も今回取材で伺った時も、野島はとても素敵な場所でした。(次の章でご紹介します!)
シーサイドライン野島公園駅から、野島青少年研修センターまで行ってみよう!
今回、取材にあたってシーサイドライン野島公園駅から野島青少年研修センターへと向かいました。
駅からすでに海が見えて、一同おお~っとなりました!
写っている漁師さんの船が、さきほどの浮世絵を彷彿とさせますね。
海にかかった橋を渡り、野島へ。野島公園につきました!野島公園は正面に海があって、浮世絵に書かれたのも納得!というような風情です。
余談ですが、猫ちゃんもたくさんいたしました。かわいいですね~。
野島の生き物
陸上にいる猫ちゃんはもちろん、野島の海の仲にも、生き物はたくさんいます。(取材を受けてくださった、研修センターの職員の方々に教えていただきました)
例えば、メバルやカサゴ、ハゼ、サバ、アジ、イワシ。美味しそうですね。おなかがすいてきました・・・
ちなみに、野島のお魚たちの一部がなんと!研修センターのYouTubeで毎日同時配信されているのです~!
「のじま生き物ライブ配信」といって、研修センター内にある水槽の様子を、ほぼ常にYouTubeチャンネルから見ることができます!
チャンネルはこちら▶▶▶https://www.youtube.com/@user-hf8zq2ie3p
これは、コロナ禍に始まった試みで「こんな施設があるよ!」「こんな魚たちが野島の海にはいるよ!」と、子どもたちにしってもらうために始められたそうです。
横浜市野島青少年研修センター
野島、そして野島公園の中に今回ご紹介する、野島青少年研修センターがあります!
外観はこんな感じ!スタイリッシュですね!
研修センターの中には、さまざまな施設があります。
まずは、宿泊室!
なんと二段ベッド!わくわくする~!私は、小さい頃書道教室の合宿で、2段ベッドを使ったことを思い出して懐かしくなりました。泊まりたい…。
ホール
小中学校が団体で利用する際には、ここをキャンドルファイヤー場として利用するそうです。学校の生方などを対象としたキャンドルファイヤーの研修も、研修センターで行っています。楽しそう!!みなさん、「マイムマイム」とか、覚えありませんか?(笑)
調理室
みなさん!実はこの調理室、普通の調理室と少し違うんですが、それはどこの部分でしょうか・・・?
正解は、調理台の高さなのです!小学校向けの高さになってます!写真じゃなかなか分からないので(自分で質問しておいて何ですが(笑))、実際行ってたしかめてほしいな・・・
後でご紹介しますが、私たち高校生大学生も、ここを使うことができます。友達とここで、カレーとか作って童心に帰りたいなぁ。
高校生・大学生世代の私たちが、この研修センターでできること
それでは、私たちはこの研修センターをどのようにつかったり、このセンターとどのようにかかわるころができるのでしょうか?方法はいくつかあります!
① 宿泊施設としての利用
宿泊施設として利用することです!サークルやクラス単位でわいわい利用することができます。調理室を使ってご飯をつくったり、外にあるBBQ場でBBQをしたり、楽しめそうですね。興味を持った方はホームページを見てみてください!
こちら▶▶▶https://yokohama-youth.jp/kenshu/2023/01/31/syokuiku2023/
② 団体で体験プログラムに参加
20人以上~になりますが、干潟観察、磯遊び、いかだ作り、カニ釣り、星空観察など、いろいろできます!海が近くにある野島の施設ならではですね・・・!やりたいなぁ・・・
詳しくはこちら▶▶▶https://yokohama-youth.jp/kenshu/taiken/
③ ボランティアとして参加
これは一人でも気軽にできていいですね!ちなみに、ボランティアには単発ボランティアと登録ボランティア(のじボラ)の2種類があります。
のじボラとは?
のじボラとは、研修センターが小中学生を対象に実施しているカヌー体験や清掃活動を、高校生や大学生などが手伝う、というボランティアです。
宿泊イベント、自然体験系日帰りイベント、創作活動系日帰りイベント、海浜清掃活動、研修センターPRイベント、ボランティア会議など。
自分がやりたいことにやりたいペースで関われるそうです!
のじボラの魅力は「ただ子どもの面倒を見るだけではなく、参加した人同士のコミュニケーションから新たなつながりができるところ」にあるそうです!
社会人、大学生、高校生と多様な世代がいるので、進路のことを聞けたりするのも魅力的ですね!!
④ YouTubeチャンネルを見る
実際に行くのは大変だな、難しいかもな…って思ったそこのあなた!おすすめのものがあります!
野島青少年研修センターのYouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@user-hf8zq2ie3pがあって、そこで素敵な動画をいくつか見ることができます。私のおすすめは、「カヌーで野島を巡ってみた(お花見編)」です。カヌーに乗った視点に立つことなんて滅多にないから、水路から櫻を見上げるのは新鮮でした!よかったらぜひ見てみてね!
最後に
今回、ただ取材に行ったつもりが、研修センターや体験プログラムのとりこになって帰ってきました。その魅力が少しでもみなさんに伝わっていたらいいなぁと思います。最後まで読んでくださってありがとうございました!
※活動内容は変更する場合がございます。詳しくは野島青少年研修センターへお問い合わせください。